「ジャパンモビリティショー」前売券発売!報道向け説明会を実施

自工会は8月30日、「Japan Mobility Show」(ジャパンモビリティショー:東京モーターショーから改称)の前売券発売を機に、報道向けに企画概要の進捗状況などを発表する説明会を実施しました。最新の参加社数は、前回開催の東京モーターショー2019における192社の出展・参加を大きく上回る過去最高の400社を突破。自動車業界だけでなく、他産業やスタートアップも多く参加し、生まれ変わったイベントとして10月28日に開幕することになります。

■説明会アーカイブ(中継録画)

■モーターショー委員会委員長 長田 准(トヨタ自動車 執行役員)

今年の5月に開催発表を行いましたが、本日は、現時点での進捗を皆様にお伝え出来ればと思っておりますので、どうぞよろしくお願申し上げます。

いよいよJapan Mobility Showのチケット販売が本日開始をされます。チケット販売にあたり、東京モーターショーからJapan Mobility Showになり、大きく3つの点が広がってまいりますので、そのポイントを本日はご説明申し上げたいと思います。まずは「参加企業」の拡大、そして「未来」の拡大、「体験」の拡大です。

では、まずは「参加企業」の拡大です。今まで自動車メーカー、部品メーカーなど「自動車産業」を中心に東京モーターショーをお届けしてまいりました。これからは日本の未来を、様々な産業の皆さまと一緒に作っていきたいと思っております。今回のモビリティショーでは情報、IT、金融、保険、観光、エネルギー、教育、行政など、様々なモビリティ産業と共に、皆様に日本の未来をご体感・ご提供したいと思います。

また、今後もモビリティ産業を更なる新しい仲間とともに拡張し、様々な社会課題を解決していきたいと思います。そんな私達の想いに共感してくださった企業様が、前回の倍となる、400社以上も今回ご参加をいただいております。多様な分野の仲間たちが力を合わせ、一丸となってモビリティ産業そのものを拡大する。それが、ひとつ目のポイントになります。

続いて「未来」の拡大です。これまでは、近い将来に発売されるコンセプトカーなどにフォーカスしていましたが、もっと未来に目を向けて、生活の中でモビリティがどうなっていくかをご覧いただきたく、それが「Tokyo Future Tour」です。広い会場を隅から隅までめぐっていただく体験型コンテンツです。まずはこちらをご覧ください。

いかがでしたでしょうか。このTokyo Future Tourには、経団連モビリティ委員会の企業を中心に、現時点で、企業の枠を超えた140社もの仲間に参加していただいております!これは音楽と映像、そして最先端技術を駆使した空間で、モビリティが変える未来の東京を体感できるミュージカル・ツアーです。

単に展示を見るだけではなく、臨場感あふれるドラマチックな体験を楽しんでいただくことができます!

続いては、2つ目のシンボルコンテンツ、「Start Up Future Factory」です。これは「今」を支えている事業会社と、「未来」を支えるスタートアップが手を取り、「モビリティ産業を拡張・加速させる場」です。

そのために必要となる、資金調達・商談機会・PRと言った側面を5つのゾーンで支援をしていきます。ここからは各ゾーンについて、簡単にご紹介を申し上げます。

まずは事業開始初期のスタートアップを対象とした、ピッチコンテスト&アワードです。スタートアップの支援イベントとして、国内最大級の賞金総額1,200万円をご用意をしております。現在、100社に上るスタートアップに参加表明をして頂いており、11月4日の決勝審査では、ここから勝ち残った精鋭15社が競い合います。モビリティの未来を担う、新進気鋭の方々の登場に、ぜひご注目をください。

また会期中には、さまざまなテーマに沿って、モビリティ関連企業とスタートアップ企業をお引き合わせするビジネスミートアップイベントも開催。日本の社会課題をモビリティ視点から解決していく、きっかけづくりをしてまいります。

現在、参加スタートアップ企業を絶賛募集しておりますので、まだご検討中の各社様には、ぜひ奮ってご参加をお願い申し上げます。

そして、延べ100社がブース出展する、「スタートアップストリート」。来場された方のイメージする「未来のモビリティ社会」を集めて、アートとして完成させる「未来掲示板」。そして有名タレントの方々に先進技術をわかりやすくご紹介していただく「技術解説映像」。スタートアップ各社には、技術PRの絶好の場として、また来場者の皆さまには、最先端技術を楽しく、分かりやすく学べる場としていきます。

続きまして、3つ目のシンボルコンテンツは、「Japan Future Session」です。モビリティがどんな未来を作ることができるのか?それを各領域のプロたちに語り合っていただくトークショーです。斬新な視点で、世界に発信できるような場を作ってまいります。ただ、固いテーマばかりではなくお子さまも、大人も、みんながワクワクできるような未来を見つけてもらえる、そんなトークセッションを開催していきます。

例えば、人とモビリティロボットが生む「新しい幸せのカタチ」や、子供たちが見てワクワクするような「未来の働くクルマ」について、その他にも、本能に訴えかけるような楽しさを生む「モビリティアウトドアの未来」についてなど、多岐にわたるテーマで語り合ってもらいます。芸能人、YouTuber、産官学、各領域のトップランナーの方々など、今後、あっと驚くようなご登壇者を発表してまいりますので、ご期待ください。

最後に「体験」の拡大についてです。

Japan Mobility Showに出展する約400社のモビリティ、製品、サービスを、一挙に探せる公式アプリ、「推しモビ図鑑」をリリースして参ります。会場では気になるモビリティや製品を見つけたら、自分の「推しモビ」として登録ができます。推しモビを10個集めた方には景品もご用意をいたしております。ぜひ会場に足をお運びいただき、お試しください。

この「推しモビ図鑑」を使うことで、会場内の隅から隅までモビリティ体験がもっと楽しくなっていきます。会場では次世代モビリティの試乗体験や、今回初めて屋内・屋外で展開するモータースポーツエリア、RV協会と連携した初のキャンピングカーエリアなど、これまでよりさらに進化した多彩なプログラムをご用意をしてます。これらすべてを「推しモビ図鑑」と連動させることで、まったく新しいユニークなイベント体験を生み出してまいります。

また今回の新しい試みとして、有料エンタメエリア「エイチツー エナジーフェスティバル」を開催いたします。30組を超える人気アーティストによる音楽ライブ、吉本芸人多数出演のお笑いライブ、ラジオの公開イベントなど、この祭典をさらに盛り上げていきます。出演者情報は随時、続々と発表としていきます。乞うご期待ください。なお、このステージは水素エネルギーを活用した特設ステージを予定をしております。入場券は、モビリティショーのチケットに加えて、日別で2,000円~4,000円で設定しております。9月9日より順次販売をしていきます。

ホスピタリティに関しては、フードコートの店舗数を前回2019年の2倍に拡大。グルメエンターテイナーの「フォーリンデブはっしー」さんにグルメ総合プロデュースをしてもらいますので、食という面でも、様々な有名店の味をお楽しみください。

そして本日、8月30日、いよいよJapan Mobility Showのチケットが発売開始になります。一般の当日券、前売り券に加えまして、割安のアフター4、通常より早く入場できるアーリーエントリー、一般公開日前の10月27日に先行体験できるプレビューデーといった5種類のチケットをご用意をいたします。また、高校生以下の皆さまには無料でご来場いただけますので、ぜひ楽しんでください。
未来の日本を一緒に探しましょう。お待ちしてます!


本日の発表内容は以上になります。いかがでしたでしょうか。実施に向けて、これからも様々な情報を発信していきますが、次回9月末頃には、もっと多くの情報をお届けできるように準備をしてまいります!例えば、Tokyo Future Tourでは、実際に会場で見れるモビリティの活躍の一端を。Start-up Future Factoryでは、出場される、未来を担うイノベーターの皆さまのご紹介を。そして、トークショーにご登壇いただくゲストスピーカーの方々。エンタメステージではより一般イベントを盛り上げてくださる出演アーティストの方々など、さらに多くの新情報をお伝えしてまいります。そして、ジャパンモビリティショー2023へのご来場、お待ち申し上げております!

メディアの皆様においても、是非、継続的にご発信いただき、世の中へのPR、期待感醸成にお力添えいただければ大変ありがたく思います。また、コンテンツのコラボなども引き続き、連携をさせてください。

オールジャパンでつくりあげる「ジャパンモビリティショー」に是非ご期待ください。

■プレゼンテーション資料

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■関連リンク

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