【マニアック⁈】自動車会社の系譜図グッズ販路拡大中!
自動車メーカー(乗用車・商用車)8社の創業からの系譜、いわば「家系図」を網羅したグッズが昨年誕生し、トヨタ博物館のほか、日産グローバル本社ギャラリー、スズキ歴史館でも販売を開始しました!
日産ベアと仲良く並ぶトヨタ博物館グッズ
日本の自動車メーカーの多くは昭和初期の戦前に誕生し、社名変更や合従連衡、統合、分離を繰り返して成長を続け、現在に至っています。その歴史は非常に複雑で、自社の歴史さえ正確に説明することが難しいほど。
「クルマづくり日本史」中央の壮大なデジタル年表、右側の壁面に系譜図
メーカーの枠を超えて各社(と自工会も)協力し日本の自動車産業の歴史を詳細に紐解く展示室「クルマづくり日本史」が2022年春、トヨタ博物館内にオープンしましたが、目玉である滝のように流れるデジタル年表だけでなく、目を引くのが壁一面を使って表現された各社の系譜図です。元となる情報を各社の広報や社史担当が膨大な史料を持ち寄り正確に編纂されました。
「クルマづくり日本史」壁面の系譜図
この系譜図を印刷したクリアフォルダと手拭いがトヨタ博物館のミュージアムショップで昨年夏に発売されましたが、「中立で貴重なコンテンツだからきっと熱心な(≒マニアックな)お客さまにウケるはず」とこの度、日産とスズキのショップでも扱うことになりました。
クリアフォルダ
手ぬぐい
日産グッズの担当者によると通常売上の上位はミニカーやお菓子類が「定番」ですが、クリアフォルダは発売後およそ3週間で売上7位に食い込む人気商品となり、クルマファンだけでなく、外国からのインバウンド観光客もお土産として購入していくとのこと。
「クルマづくり日本史」を企画したキュレーターの鳥居十和樹氏は「お客さまはもちろん、自動車産業で働く550万人の仲間に先人たちの歩みを知ってほしい、そして自分達がその年表の先端にいるんだと誇りに思っていただければ」と語りました。
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