「ジャパンモビリティショー2025」企画概要説明会を実施

6月24日、自工会は報道関係者向けに「Japan Mobility Show 2025 (ジャパンモビリティショー2025)」企画概要説明会を実施。開催テーマ、主催者プログラム等の内容を発表しました。

■説明会アーカイブ(中継録画)

■モビリティショー委員会委員長 貝原 典也(本田技研工業 代表執行役副社長)

自工会モビリティショー委員長 貝原 典也(本田技研工業 代表執行役副社長)

モビリティショー委員長の貝原です。本日は、Japan Mobility Show 2025の企画概要説明にご参加いただき、誠にありがとうございます。現在、10月の開催に向け、ご来場いただく皆さまに沢山のワクワクをお届けできるよう、様々な企画を準備しておりますので、進捗をご報告させていただきます。


今回ショーの開催コンセプトは「ワクワクする未来を、探しに行こう!」です。みなさんが、初めて乗り物に触れたのはいつでしょうか?幼い頃に、街中を走るトラックや、空を飛ぶ飛行機に興味をもったり、大人が乗るクルマやバイクに憧れを持ったことがあるのではないでしょうか。このコンセプトには、クルマやバイクなどの乗り物好きな人も、未来の暮らしや姿を夢見ることが好きな人も、大人も、子どもも、まだあまり興味を持てていない方も、みんながワクワクし、そして一緒に考え、未来を創り上げていく、そんな想いを込めています。


だから、みんなで「いくっしょ、モビショー!」と誘い合って、このワクワクするイベントにご来場ただきたい、そんな想いを今回のキャッチコピーとメインビジュアルで表現いたしました。ジャパンモビリティショーは、これまでも、これからも、多くの人のワクワクが生み出される場所であり続けます。ここからは、ワクワクを生み出していく、イベント企画の概要についてご説明いたします。


先ずは、各部門によるブース出展です。今を彩る魅力的なクルマやバイク、これから登場する未来のモビリティなど、国内や海外の自動車メーカーはもちろん、様々な産業から多くのメーカーが集い、ワクワクするプレゼンテーションが行われる予定です。現時点で、130の出展者が予定されており、様々なモビリティメーカーのブースが一堂に介するのはモビショーならではの醍醐味だと思います。


そして、皆さまのワクワクを加速させる、メインプログラムは3つのキーワードを中心にご用意いたします。

  • 未来におけるモビリティの活躍に期待してもらい、更には日本の未来にもワクワクしてもらう…FUTURE(フューチャー)プログラム
  • これまでも一つの文化として道のりを作ってきた、モビリティそのものの魅力にワクワクしてもらう…CULTURE(カルチャー)プログラム
  • 日本にたくさんのワクワクを創っていくために、未来を一緒に創る仲間づくりや新たな出会いを生む…CREATION(クリエイション)プログラム

まだまだ企画途中の段階ですが、プログラムにかけた想いや、どんなワクワク体験を準備しているのか、それぞれご説明したいと思います。


1つ目は、FUTUREプログラムです。


2023年に大好評をいただいた未来で活躍する様々なモビリティと出会える「Tokyo Future Tour(東京フューチャーツアー)」今年はさらにパワーアップして、第二弾をお届けします。


今回はTokyo Future Tour 2035と称して、いまから10年後の未来を表現します。遠いようで意外とすぐやってくる、10年後の技術や変化。これらをただ見ていただくのではなく、皆さまには一足早く、10年後の未来の住人になった気持ちで、未来の暮らしへの夢や、アイデアを膨らませられるよう、とことん没入いただきたいと思っています。


今回も様々な産業から、未来へのワクワクをお届けする100社以上の仲間に参加いただける予定です。次回の発表では、その仲間の皆さまと登場するモビリティをご紹介いたしますので、ご期待ください。


2つ目は、CREATIONプログラムです。


昨今、自動車産業はモビリティ産業への拡張を目指し、AIや情報通信などのエレクトロニクス産業や、エネルギー、サービスといった多くの産業と手を携え、循環型社会の実現、社会課題の解決やユーザー体験の進化に取り組んでおります。未来のモビリティ社会が豊かで夢のある姿であるために、企業が、技術が、人が、たくさん繋がり合うことで、もっと、未来に、社会に、新しい価値を生み出していけると信じています。


そうした想いを込めて、2023年から始まった「Startup Future Factory(スタートアップフューチャーファクトリー)」は、これまで延べ約500社のスタートアップ企業の皆さまにご参加いただき、約1000社のビジネスマッチングをサポートしてまいりましたが、まだまだ始まったばかりです。

そこで今回は、産学連携で、互いに手を取り合い、新しいアイデアや技術交流を通して、モビリティ産業の拡張と未来のモビリティ社会の構築を加速させていきます。日々素晴らしい研究をされている、大学研究機関の皆さまにも多くご参加いただくことに加え、2023年とはまた違う、100社以上のスタートアップの皆さまにご参加いただく予定です。


また、モビショーを飛躍の場としてもご活用いただきたいと考えています。「シェア乗り」で送迎サービスに革新を起こされている株式会社NearMe(ニアミー)は、2023年のピッチコンテストで最優秀賞を受賞されました。今では、国交省推進のプロジェクトに複数採択された他、様々な企業との共創・連携を強め、2025年1月には累計予約人数100万人を達成されています。


このように、新たな革新的な企業の飛躍をサポートするピッチコンテストですが、今年は、事業ステージごとに、2つの部門を設定します。前回の2倍となる合計30社にモビショー会場で、事業をお披露目いただく機会を提供し、新たなスターの誕生を、名だたる審査員とともに見守りたいと思います。


加えて、豊富なテーマで語りあう「未来モビリティ会議」では、「未来はみんなでつくるもの」を合言葉に、自工会正副会長による特別セッションのほか、自工会理事が様々な領域でご活躍されている有識者の方々をお迎えし、ワクワクする未来に向けた闊達な議論を連日開催する予定です。


3つ目は、今年のモビショーで、特にこだわっているCULTUREプログラムです。クルマ・バイクを中心とした、様々なモビリティは、人々の生活に深く根ざし、ワクワクをもたらす存在であり続けてきました。そうしたモビリティが持つストーリーに焦点を当てた、モビリティ好きの方が本気で楽しんでいただける、「モビショー」ならではのコンテンツをお届けします。


例えば、時代を遡り、過去から現代の文化や世相とともに、その象徴として輝いていた乗り物が登場するカルチャー展示は、当時を知る人には懐かしく、初めて知った人でも好奇心がくすぐられ、胸が高鳴るような体験を提供します。


屋外エリアでは、次世代燃料ごとのパフォーマンスを感じていただけるショーラン、レーシングカーやヒストリックカー、SUVなどで行う大迫力のデモランや同乗体験などを通じて、日常にある乗り物が生み出す非日常的なワクワクを体験いただけます。


さらに、貴重なスーパーカーやカスタムカーをはじめ、キャンピングカーやモビリティ好きの輪が広がるコミュニティゾーン。


お子さま連れのご家族でお楽しみいただける、はたらく乗り物の展示や大人気のトミカブース。全国各地から特産品を運んでくる軽トラ市。「モビショー」の定番企画も今年実施します。この様に、ご来場いただいた皆さまに、ワクワクしていただける様々な企画をご用意し、新たなカルチャーの発見と、モビリティへの共感の輪を、広げていきたいと思います。


加えて、定番となっている、モビショーだけの特別なおしごと体験ができるOut of KidZaniaも、もちろん実施します!こちらは無料で体験いただけますので、奮ってご参加ください!


開催まで、あと100日と少し。10月30日から11月9日までの11日間、東京ビッグサイトにて開催します。プレスデーは、10月29日と30日です。報道各社の皆さまには是非ご参加いただき、一緒に「モビショー」を盛り上げてもらえれば幸いです。なお、チケットの発売は9月初旬を予定しており、公式アプリも会場を楽しむためのより便利なツールとして準備を進めています。また、そのタイミングでは本日よりもより詳細に情報をお届けできればと思います。


最後に、モビリティ産業の拡張を一緒に推し進めていただく「モビショー」のパートナーをご紹介します。ITサービスを自動車産業含む様々な産業に提供しているメインパートナーのSCSK株式会社様には、ブース出展に加え、ピッチコンテストやネットワーキングパーティーなど、ビジネス共創の、推進をサポートいただく予定です。LED TOKYO株式会社様には、オフィシャルサプライヤーとして、Tokyo Future Tour 2035内のLED ビジョンに加え、モビショー全体でのLEDのご提供をいただくなど、開催に際して、多大なご協力をいただきます。他にもオフィシャルパートナーとして、住友三井オートサービス株式会社様にもモビリティ産業の発展に向けて、一緒に盛り上げていただきます。


今後、「モビショー」開催までの間にも、「いくっしょ、モビショー!」と思っていただけるような事前の盛り上げ企画を、様々に展開してまいりますので、モビショー公式サイトや、自工会のInstagramXもご注目ください。

■プレゼンテーション資料

■ギャラリー

関連リンク

Japan Mobility Show オフィシャルウェブサイト

2025/6/24 【リリース】Japan Mobility Show 2025 のメインビジュアルと企画概要などを発表