- 2026/04/27
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懐かしい名車が勢ぞろい!大規模な旧車イベントでファン魅了
クルマファンが毎年、大勢訪れる旧車の大規模イベント「Nostalgic 2days(ノスタルジックツーデイズ)」と「AUTOMOBILE COUNCIL (オートモビルカウンシル)2026」が2月と4月、開催されました。懐かしい憧れのモデル、現代の車両にはない個性的なデザインなど「クルマ文化に触れられる場」として、イベントは初日からそれぞれ家族連れや若者ら幅広い年齢層が来場しました。
大型連休がスタートする4月29日は「昭和の日」。昭和時代に人気を博した旧車が一堂に会する、“日本最大級のクラシックモーターショー“といわれるイベントについて紹介します。

ノスタルジックツーデイズ入場口
■Nostalgic 2days
2月21~22日にパシフィコ横浜(横浜市西区)で開催されたノスタルジックツーデイズの各ブースでは、自動車メーカー、ディーラー、自動車整備学校などに加え、旧車を専門に取り扱う販売店も出展。復元されたクルマや部品も数多く展示され、レストアの技術をアピールする出展者も目立ちました。今年16回目で、2日間の来場者は約4万5千人でした。

カローラ110デラックス
今回のイメージカーはトヨタ自動車の「カローラ110デラックス」。カローラは1966年誕生し、日本にモータリゼーションをもたらした大衆車で、今年は生誕60周年記念です。GAZOO Racingブースには、部品を復刻して販売、供給する「GRヘリテージパーツ」を使用してレストアを施した「スプリンタートレノ」「カローラレビン」なども並び、部品業界関係者がブース担当者と話し合う場面も見られました。

スプリンタートレノ

カローラレビン
日産自動車グループの日産モータースポーツ & カスタマイズは、「フェアレディZ(S30) 」「GT-R (R34) Z-tune」などを展示。自動車整備士を育成している日産・自動車大学校は「サニー スカイライン」を手掛け、サニーに通称ハコスカのフロントパーツを組み合わせました。

フェアレディZ(S30)

GT-R (R34)Z-tune

サニー スカイライン
このほか、マツダから1967年に登場し、世界初の2ローター・ロータリーエンジンを搭載したスポーツカー「コスモスポーツ」、いすゞ自動車が自社生産し、1960~80年代に販売していた個性的なデザインの小型車「117クーペ」なども披露。50代の来場者は「社会人なりたてで新車を買って乗っている人が多かった車種に目がいきます」と当時を振り返っていました。

コスモスポーツ

117クーペ
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■AUTOMOBILE COUNCIL

オートモビルカウンシル会場
オートモビルカウンシルは4月10~12日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されました。今年11回目で、テーマは「クルマともっと恋をしよう。」。3日間の来場数は約4万人でした。ヘリテージカーから最新モデルまで〝名車〟の姿は過去から現在、未来へと続く自動車文化の流れそのものでしょう。
トヨタ自動車は、〝スポーツカーの歩み〟を表現。「2000GT」「パブリカスポーツ」に加え、レストアされた「スポーツ800」を展示。パブリカスポーツは1962年、全日本自動車ショー(現ジャパンモビリティショー)に出展されたプロトタイプで、航空機技術を使ってトヨタが最初に開発したスポーツカー。隣のGAZOO Racingブースでも、「GRヘリテージパーツ」を組み付けた「スプリンタートレノ」「スープラ」などを並べました。

パブリカスポーツ

2000GT(右)とスポーツ800
ホンダは、1980年代に「ブルドッグ」の愛称で人気を集めた「シティターボII」などを出展。 旧型モデル向けに一部パーツを復刻して供給するヘリテージサービス「ホンダ・ヘリテージワークス」で手掛けた初代スポーツカー「NSX」も置かれ、真っ赤なボディーカラーに注目が集まっていました。

シティターボII

NSX
三菱自動車ブースでは、四輪駆動の走破性と乗用車並みの快適性を両立し、1980年代に画期的な存在だった「パジェロ」の歴史をたどる形で、初代・2代目モデル、コンセプトカー「パジェロⅠ」などを展示。当時を懐かしむ旧車ファンの姿が数多く見られました。

初代パジェロ(左)と2代目パジェロ

パジェロⅠ(右)
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両イベントでは、ヘリテージカーから最新モデル、コンセプトカーまで、多彩な車両が集結。クルマファンは普段出会う機会がない往年の名車に魅了され、カメラやスマホを向けて撮影している様子でした。
会場からは「各ブランドの世界観とともに、自動車文化の魅力が広く発信されました」(業界関係者)との声が聞かれました。
関連リンク
歴史アーカイブ – JAMA BLOG一般社団法人日本自動車工業会

