ミニカーに夢を乗せて!自動車メーカーと歩んだ50年
ミニカーの「トミカ」は2020年で50周年を迎えました。これを記念して様々なイベントやコラボ企画などが実施されてきましたが、この度区切りを迎えたことで株式会社タカラトミーの富山幹太郎会長が自工会にご来訪されました。
富山会長は、「50年前、日本には金属製のミニカーはすでに存在しましたが外国車ばかりだった。そこで先代が『日本の子どもたちに日本車のミニカーを』とスタートしたのがトミカです。以来自動車メーカー各社には多大なるご協力をいただきました」と感謝状を贈呈いただきました。
自工会副会長の永塚誠一は、「長年にわたり若い世代にクルマ好きを増やしていただきました。むしろ感謝したいのは自動車業界です」と応じました。
さらにタカラトミー富山彰夫常務執行役員は、「実際に市場調査やアンケートを通して、トミカがきっかけで自動車産業を目指すことになった子どもたちが数多くいることがわかりました。トミカを通じて自動車業界に貢献できたことがたいへん嬉しい」と語られています。
さらに「東京モーターショー」を統括する事務局長の矢野義博は「すでに東京モーターショーに約20年前から出展いただいき、毎回大人気のブースになっています。前回のショーではトミカに加えてリカちゃん人形も展示いただいて、大人も子どもも、男の子も女の子も楽しめる多様性のあるブースにしていただきました」と振り返ります。
「まだまだ新しいイベントや商品を予定しています。これからも自動車メーカーと一緒にトミカを進化させていきたいですね」と、すでに2024年に迎えるタカラトミー創業100年に向けた抱負を語られました。