自工会「新7つの課題」に挑む新体制!(1/22)
1/22、自工会は自動車産業担当の報道陣を対象に「新7つの課題」をはじめとした今年の方針を紹介する説明会を開催しました。本イベントでは、まず会長の佐藤から新体制初の理事ミーティングの議論について説明があったほか、国内外のモビリティ業界を取り巻く課題について、幅広く意見交換が行われました。
■会長 佐藤恒治(トヨタ自動車(株) 代表取締役社長)

新たに自工会の会長を仰せつかりました佐藤でございます。改めましてよろしくお願いします。今日、臨時の理事ミーティングが開催され、今日の(理事)ミーティングをもって、新しい体制の自工会がスタートしました。これまで片山前会長に築いていただいた良い意味での全体感が基盤にありますので、その基盤を活かしながら、更に具体を掘り進めていくことが、新しい体制の役割かなと思います。それ故、自工会そのものの在り方、あるいは運営の仕方も変えていくべきところは変えていこうと思っています。その第1回の議論を今日理事の皆さんと行ったところです。今日の理事ミーティングの中で3つほど議論をしました。
1つは定例化している理事会の運営の仕方についてです。隔月で理事会を開催して、委員会ベースで議論していることを、自工会としてしっかりと審議して決議することに理事会の主な目的が置かれていたわけですが、ご案内の通り自動車産業を取り巻く課題が非常にスピード感を持って対処していく必要がある状況にある中で、定例的な開催でいいのか多くの理事から意見が出まして、テーマバイテーマで少しフレキシブルに議論の場をもって、具体に落とすやり方に変えていこうというお話をさせていただきました。もちろん、自工会として決議すべきことはしっかりやっていきますが、テーマによって少し中身を掘り下げる場を持って、自工会としてのスタンス、あるいは行動につなげていくスピードを上げていこうということで少し議論をいたしました。
それからもう1つは、いわゆる世界的な動きにしっかり対応していくためにも、(日本の)自工会が世界の自工会との連携をもっともっと深めていく必要があることを議論しました。これは欧州で進む規制の観点、アメリカの経済あるいは自動車産業の動向等々を踏まえて、国を跨いだ、あるいは地域を越えた連携を深めていく中で、日本の自動車産業としてどうやってそれに向き合っていくのか、どう勝ち筋を作っていくのかを考える上でも国際連携をより重視して取り組んでいく必要があるということで、日本の自動車工業会も世界の自動車工業会と繋がりをしっかり持って、自分たちの立ち位置をしっかり明確化していくという想いでお話ししました。
3点目はメディアリレーションです。今日もそうですが、メディアの皆さまとの関係性をより深く意義のあるものにしていきたいということで、コミュニケーションの在り方も皆さんに意見をいただきながら、工夫をして質を高めていける様に取り組んでいきたいと思います。定例の会見はもちろんあるでしょうし、その時々に皆さまから聞きたいこと、知りたいことの問いかけはもちろんあるでしょうし、それにお答えしていくことはもちろんです。一方で、その時々の関心事に振られすぎてしまうリレーションは、やはり断片的になりますし、面であるいは線で物を見ていただくことも必要かなと思いますので、コミュニケーションのスタイルもちょっとご相談しながらですが、工夫をして改善をしていければと思います。
その意味において今日は1回目のトライのつもりでこの場を持たせていただいております。
「新7つの課題」への対応について
去年まで片山前会長の下で「7つの課題」に取り組んできました。やはり喫緊の課題に的を絞ったので、具体が進みつつあるのは事実ではあると思います。一方で、テーマが非常に大きいので、「まずはアクションを」ということで一歩、二歩の歩みを進められたものはありつつも、最終的にもう一回バックキャストして当初掲げた課題が解決しているかというと、そこには届いていないものも多々あると(思います)。
新しい7つの課題を取り組む上での軸にしたいと思っているのは、やはり最終的なゴールのイメージをもっとクリアにするということ。要は社会実装する、あるいは具体として落とし込むところまでをイメージして、その状態を作るためには我々は何をやらなければならないか、このような考え方で7つのそれぞれのテーマに向き合っていきます。これまで幹事会社を決めて、その幹事会社がリードするような形で進めていますが、テーマ自体が特定の会社に偏ったものではありませんので、基本理事会で具体に落とすところまでは総力戦でやって、委員会に落とせるものは委員会に落としていくし、理事会で持ち続けるべきものはそのまま全体論としてやっていくというやり方で進めていこうと思います。
ある種、時間軸をちゃんと決めて、短期でやることは何か、最終的に実現したいことは何かを工程表として落とし込んでいくことが大事だよねという意見もありましたので、その辺を整理して、今日も実はいろいろな意見交換をして多様な意見出ていますので、2月にもう一回また全体の理事で集まってこういう進め方していこうということを再度提案していこうと思っています。
■「新7つの課題」サマリー
「新7つの課題」サマリー(配布資料)_f■フォトギャラリー
- 自工会会長 佐藤恒治(トヨタ自動車(株) 代表取締役社長)
- 自工会会長 佐藤恒治(トヨタ自動車(株) 代表取締役社長)
- 自工会会長 佐藤恒治(トヨタ自動車(株) 代表取締役社長)
- 自工会会長 佐藤恒治(トヨタ自動車(株) 代表取締役社長)
- 自工会副会長 片山正則(いすゞ自動車(株) 代表取締役会長 CEO)
- 自工会副会長 鈴木俊宏(スズキ(株) 代表取締役社長)
- 自工会副会長 イヴァン エスピノーサ(日産自動車(株) 取締役、代表執行役社長兼最高経営責任者)
- 自工会副会長 三部敏宏(本田技研工業(株) 取締役 代表執行役社長)
- 自工会副会長 設楽元文(ヤマハ発動機(株) 代表取締役社長)
- 自工会副会長 松永明(自工会 専務理事)



















