大型車車輪脱落事故防止「おとさない」啓発活動を実施
自工会 大型車企画部会傘下の大型車車輪脱落事故防止分科会は11月、4カ所のSA/PAにおいて計5回、大型車輪脱落事故防止標語「おとさない」の啓発活動および大型車ユーザーを対象とした実地アンケートを実施しました。
多くの大型車ユーザーにアンケートにご協力いただいた他、ハンマーを使用したボルトナットの緩み点検体験や、インジケーター及び車輪脱落予兆検知装置の展示を行い、参加されたユーザーの方々は説明に耳を傾けていました。
【動画】高坂SAでの活動(11/27実施)
大型車企画部会 大型車車輪脱落事故防止分科会 分科会長 関根 明年 (いすゞ自動車株式会社)
大型車の車輪脱落事故が年々増加しており、大型車車輪脱落事故防止分科会ではドライバーのみなさまに車輪脱落事故発生の状況をお伝えし、正しい作業や点検整備の必要性を啓発する活動をサービスエリアで行っています。
主に冬用タイヤの交換などの際に十分な正しい作業が行われておらず、締付けが不十分な状態で使われている、また日頃の日常点検が十分に行われていないことが原因で車輪脱落事故が年々増加しています。
車輪脱落はひとたび発生すると重大な事故を引き起こします。毎日の運行前点検の確実な作業をお願いします。みなさまの日々の作業をもう一度見直していただいてぜひとも正しい作業の実施・徹底をお願いします。