#自工会 年頭CM・広告・会長メッセージ

自工会では、新年を迎えるにあたり、日本の自動車業界で働く仲間への感謝を伝え、一般の皆さまに自動車業界への応援をいただきたいというメッセージを込めて、様々なコンテンツを発信しています。まとめてご紹介しましょう。

会長 豊田 章男(トヨタ自動車 代表取締役社長)

自動車産業で働く550万人の皆さま、明けましておめでとうございます。
そして、ありがとうございます。今年も、私たちはこの言葉から始めたいと思います。

昨年は、新型コロナウィルスとの闘いを続けながら、カーボンニュートラルへの挑戦が始まった年でもあったと思います。その中で、想いに共感する仲間が集まり、未来のためにみんなで行動してきた1年だったと思います。心より感謝申し上げます。

今年も、仲間を増やし、さらに共感の輪を広げる1年にしたいと思っております。そんな想いを胸に、自動車工業会の新たな体制がスタートいたします。

2021年11月 日本自動車工業会 会見より

【新体制について】

会長 豊田章男

(新副会長選任に際し)どうしてこういうプロセスになってきたのか、副会長の片山正則、日高義博からご説明いたします。

副会長 片山 正則(いすゞ自動車 代表取締役社長)

新しいモビリティ社会、新しい自動車産業の基盤をどう作っていくかという中で、大型車、各社の軽自動車、二輪車、それに加えて日産、ホンダという形が、我々が今から解決していく、行動していかなければいけない課題に対しての議論の結果であったと思っております。
大型4社、実は、前回の体制から大きく意識が変わりました。今直面しているカーボンニュートラルやCASEに対しては、乗用車とトラック系で前・後ろがあるわけではないと。私どももしっかりとご意見を言わせて頂くという形で、大型車委員会自体が大きく変わっております。そういった流れで、非常に自然な形で総意として決まったと私は理解しております。

副会長 日髙 祥博(ヤマハ発動機代表取締役社長)

協調領域を明確にしながら、日本自動車工業会が本当にチームとして取り組んでいけるかどうかが問われる局面でございました。自工会は、所詮、呉越同舟の組織なのか、それとも協調領域を明確にした上で、1つのチームとして戦っていけるのか。色んなお考えがあるなかで、実は会長・副会長が、事前に集まって、本当にみんなでチームとしてやっていけるのかという話し合いが持たれております。その中で、会長・副会長7名が、協調領域を日の丸で戦っていこうという決意を固めた上で、今日の記者会見に臨んでいることは、付け加えさせていただきたいと思います。

次期副会長 鈴木 俊宏(スズキ 代表取締役社長)

人々の日々の暮らしを支えるだけでなく、ラストワンマイルを支える軽自動車が果たす役割は非常に大きいとも思っています。自工会のメンバーの1人として、軽自動車に期待される領域をしっかりと作り上げる、下駄として賢く使って頂ける軽自動車を極める取り組みを、ステップを踏んでしっかりと推進していきたいと考えております。

【カーボンニュートラルについて】

次期副会長 三部 敏宏(本田技研工業 代表執行役社長)

2050年のカーボンニュートラル達成に向けては、待ったなしの状況ではありますけれども、決して有事というネガティブなことではなくて、新しい領域も含めて、それを取り組む絶好のチャンスだと捉えてポジティブに受け止めながら進めていきたいと思っています。これから豊田会長はじめ、自動車工業会の皆さんと変革の主体者となり時代を作っていこうと思っております。

会長 豊田章男

COP26(英国で開催された「国連気候変動枠組条約第26回締約国会議」)のとき、別件ではあるものの現地に行っていた日産 内田社長に臨場感も含めて補足いただきたいと思います。

次期副会長 内田 誠(日産自動車 代表執行役社長)

会長ありがとうございます。あの同じ時期に現地におりましたムードとしては、やはりここで我々本当に気候変動に対してどういった対応ができるのかという社会的な責任を含めて、何ができるかを考えさせられるような現場であったと私は思っております。
各社の強みをベースに幅広い技術選択肢を活用したロードマップ、中期戦略の策定だったり、更には自動車業界の枠を超えて、どういう連携をして、本件に関して取り組んでいけるのか、こういう論議を自工会の皆さまと、産業を超えた方々と、また政府と進めていくことが急務と痛感しておりますし、ここにいらっしゃる皆さんと共に、進めていきたい気持ちでおります。

副会長 永塚 誠一

カーボンニュートラルに対する危機意識は、5団体の中で大変強いものがございます。自工会は、自動車5団体と協力して、勉強会の開催に着手をしているところでして、5団体のメンバー以外の多くの中小企業の皆様方にも、勉強会に参加いただいています。カーボンニュートラルは、頭では分かってはいるものの、では自分の会社の実業として何をしたらいいのか、あるいは、どこまで、いつまでやらなければいけないのか。様々な悩み事がおありだと伺っております。仕入先の皆様方の困りごとを丁寧にお聞きし、共に知恵を出し合い、サプライチェーン全体での相乗効果を生みながら一歩一歩進めて参りたいと考えています。

会長 豊田章男

副会長の皆さまがお伝えされたこと。それは、「未来は、みんなでつくるもの」であるということです。自動車は、先人たちが人生をかけてつくってきた産業です。自動車がつくりだす豊かな未来を夢見て、みんなで切磋琢磨してまいりました。私たちもまた、人生をかけて、今の仕事をやっております。私は、どんなに時代が変わったとしても、日本を支えてきた自動車産業の仕事と人財を未来につなげていきたい。そう思っております。

正解がない今の時代、変化への対応は、簡単なことではありません。でも、私たちには仲間がいます。コロナ危機に直面した時もみんなで一緒に動くことで、「経済復興のけん引役」を担うことができました。新年にあたり、感謝の気持ちとともに、この言葉を皆様にお伝えしたいと思います。

「私たちは、できる。」

550万人が行動を起こせば、未来の景色は、きっと変えることができる。
「豊かな日本」と「美しい地球」を子どもたちに残すことができる。私は、そう信じております。
今年も安全・健康第一で、楽しく、明るく仕事をしてまいりましょう。
皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年頭CM(フルバージョン)

年頭CM(60秒バージョン)

https://youtu.be/yv6vMmbPgjo 

年頭CM(30秒バージョン) 

https://youtu.be/ExPCansCMXw
 

元旦新聞広告(30段)