JAPAN MOBILITY SHOW 2025 出展メーカー見どころ 〈Part2〉

 「ジャパンモビリティショー」開幕!メーカー各社の出展概要を3回にわたり紹介

 カワサキモータース

カワサキモータースは、「伝統と革新」をテーマに、ワールドプレミアモデルやジャパンプレミアモデルを展示。水素エンジンモーターサイクルや液化水素運搬船の模型など、川崎重工業グループが取り組む「つくる・はこぶ・ためる・つかう」という水素関連技術も紹介します。 

■Z900RS SE(ワールドプレミア)

2018年のデビュー以来、Zの伝統と現代の技術を融合してきた「Z900RS」が進化。電子制御スロットルバルブを備えたエンジンを新たに搭載し、レトロスポーツイメージをさらに強調するスタイリングも採用しています。

■Z1100 SE(ジャパンプレミア)

先進機能を多数装備したスーパーネイキッド「Z」の最大排気量モデル。2014年に発表された「Z1000」からスタイリングを継承し、新型4気筒エンジンを搭載。軽快なハンドリングと野性味あふれるパワーを発揮します。

■TERYX5 H2 DELUXE(ジャパンプレミア)

カワサキ初のスーパーチャージドエンジンを搭載したオフロード四輪車。ワイドスタンス、ロングホイールベースの車体、33インチタイヤにより、高いコントロール性と安定性を実現しています。

NAV 4e LIMITED(ジャパンプレミア)

コミュニティ内を楽しく便利に移動できるカワサキ初の電動四輪車で、小型で機動性に優れています。ベンチシート、収納スペースなど快適性と利便性を考慮した装備が充実。リヤシートを折りたたむことで大きな荷物を運ぶことも可能です。

スズキ

スズキの出展テーマは「By Your Side」。前回の「世界中に、ワクワクの、アンサーを。」から「あなたに、ワクワクの、アンサーを。」というメッセージに進化させ、総合モビリティメーカーとしての技術を集結することで、お客さまひとりひとりの困りごとの解決に寄り添うインフラモビリティを提案します。

■Vision e-Sky(ワールドプレミア)

日々の通勤・買い物、休日の遠出など、軽自動車を「生活の足」として愛用するお客さまの毎日に寄り添う軽乗用EVとして、2026年度内の量産化を目指すコンセプトモデルです。「ユニーク・スマート・ポジティブ」なデザインを表現しました。 

■e-VanVan(ワールドプレミア)

バイクに乗る楽しさ、操るワクワクを感じたいというお客さまの願いを叶えるコンセプトモデルです。1970年代から人気を博したレジャーバイク「VanVan」をモチーフとし、独創的なスタイリングでEVの新たな楽しみ方を提案します。 

■MOQBA(モクバ)2(ワールドプレミア)

Japan Mobility Show 2023で参考出品した「MOQBA」を技術的に進化させ、次世代四脚モビリティを展示します。荷物配送仕様・バイク仕様などお客さまの多様な用途に対応できるさまざまなバリエーションを用意しました。 

■SUZU-RIDE 2(ワールドプレミア)

日常、商用、レジャーまで、いつでも楽しく軽快な気分になるスタイリング・使い勝手の良いラゲッジスペース・簡単で扱いやすい操作により、お客さまのもっと気軽に移動を楽しみたいという願いを叶える電動パーソナルモビリティとして提案します。

本田技研工業

ホンダは、二輪車・四輪車・パワープロダクツ・航空機などホンダが提供するさまざまなモビリティとその関連技術、コンセプトモデルを出展します。

■0シリーズ 新プロトタイプ(ワールドプレミア)

0シリーズの価値をより多くの方にご体感いただけるモデルとして、シリーズのラインアップに新たに加わるSUVモデルのプロトタイプを世界初公開します。

■四輪小型 EV プロトタイプ(ワールドプレミア)

使い勝手の良さとホンダならではの「操る喜び」の両立を目指して開発した小型EVのプロトタイプを世界初公開。日本、英国、アジア諸国の小型EVの需要の高い国で走行試験を実施しており、ホンダの目指す「Fun to Drive」に磨きをかけています。

■二輪 EV コンセプトモデル(ワールドプレミア)

既成概念にとらわれない新しいアプローチによって、驚きや感動、新たな体験を提供する電動二輪のコンセプトモデルを世界初公開します。 

■サステナブルロケット

2025年6月に北海道大樹町で離着陸実験を行った、実際の実験機を展示します。カーボンニュートラル社会を目指し取り組むのは、ロケット機体の再使用技術だけでなく再生可能燃料を使った「サステナブルロケット」の実現です。 

ヤマハ発動機

ヤマハ発動機は、「感じて動きだす」をテーマに出展。「人と機械による乗り物の未来を感じる」をコンセプトに、研究開発中のプロトモデルなどを展示。ヤマハの協力により、ボーカロイドの初音ミクがブースのエバンジェリスト(伝道者)を務めるほか、電子楽器演奏、立体音響技術を生かしたステージ演出等を実施します。 

■MOTOROiD:Λ(ワールドプレミア)

AI技術によって学習し、自ら成長するモビリティ。「モビリティ×強化学習による運動制御」という未開拓の領域に踏み込み、二輪の世界を刷新し、まったく新しい未来を創る実験機です。 

■TRICERA proto (ワールドプレミア)

新たなドライビングプレジャーを提案、独創的なデザインを実現した3輪パッケージのフルオープンEV。感性に訴える刺激的な旋回性能と、新感覚の操縦感を併せ持つ3輪手動操舵の実走コンセプトモデルです。

■PROTO BEV (ワールドプレミア)

軽量化とコンパクト化を追求し、新感覚の乗り味と扱いやすさを兼ね備えたスーパースポーツEVです。従来の内燃機関モデルで培った優れた操縦安定性に、EVの魅力である力強くスムーズな加速性能を融合しました。

■H2 Buddy Porter Concept (ワールドプレミア)

水素エンジン搭載二輪車の社会実装を目指し、トヨタ自動車と共同開発中のコンセプトモデルです。二輪車への搭載に適した小型の高圧水素タンクをトヨタ、ヤマハ発動機は主に水素エンジンや車体等をそれぞれ開発しました。

■関連リンク

ジャパンモビリティショー公式サイト

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