- 2025/10/30
- JAMAGAZINE, イベント, ジャパンモビリティショー
JAPAN MOBILITY SHOW 2025 出展メーカー見どころ 〈Part3〉
「ジャパンモビリティショー」開幕!メーカー各社の出展概要を3回にわたり紹介
いすゞ自動車とUDトラックスは、両ブランドのモビリティを通じて、グループが描く自由で多彩な未来を提案します。テーマは「『運ぶ』で描こう、みんなの未来。」です。「地球の『運ぶ』を創造する」を使命に掲げるいすゞグループでは、来場される多くの皆さまに「運ぶ」の力を体感してもらおうとブース空間を創出しました。
■VCCC(Vertical Core Cycle Concept)(ワールドプレミア)

新しい時代の「運ぶ」にはヒトやモノを必要な時に必要な場所へ循環させる仕組みが求められ、革新的な縦型フレーム「バーチカルコア」を発想しました。多彩な架装に対応し、事業者や生活者、地域の人々も活用できる共通基盤となります。
■ギガ(ワールドプレミア)

約10年ぶりにキャブエクステリアを一新した大型トラック。左折巻き込みブレーキ機能、車輪脱落予兆検知システムなど安全装置を拡充し、ドライバーの安心・安全な運行をサポート。高い積載量と広い荷室容積を兼ね備え、高効率な輸送に貢献します。
■エルガEV 自動運転バス(ワールドプレミア)

国内初のBEVフルフラット路線バス「エルガEV」をベースに、新たに開発中の自動運転路線バスです。複数のセンサーによる周囲認識や車両の制御技術により、安全かつ安定した自動走行を実現しています。
■次世代燃料電池路線バス エルガFCV(ワールドプレミア)

いすゞが車体の企画・開発・設計を、トヨタがFCシステムの開発をそれぞれ担当。いすゞが昨年発売したBEVフルフラット路線バス「エルガEV」をベースに、トヨタのFCシステム・水素タンクなどを屋根上にコンパクトに一体化して配置しています。
日野自動車は、会社の使命である「人、そして物の移動を支え、豊かで住みよい世界と未来に貢献する」を出展テーマに据えています。足元の取り組みから近い将来の提案まで、持続可能な社会の実現に向け、お客さま・社会の課題解決を目指すクルマやソリューションを展示します。
■ポンチョドット(コンセプトカー)(ワールドプレミア)

小型BEVトラック「日野デュトロ Z EV」をベースに自動運転先進技術を搭載、地域の移動課題解決に貢献するコンセプトカー。運転のしやすいコンパクトサイズでありながら、買い物・送迎・物流など幅広いシーンで使えます。
■日野プロフィア Z FCV (L4コンセプト)(ワ―ルドプレミア)

燃料電池大型トラック「日野プロフィア Z FCV」に、参考展示として幹線輸送を想定した自動運転レベル4相当のデバイスを装着したレベル4(特定条件下における完全無人運転)コンセプトを紹介します。
■日野セレガ(ワ―ルドプレミア)

2026年春頃に発売予定の大型観光バス。ボディーデザインを20年ぶりに刷新したほか、国内トップレベルの安全装備、走行性能や静粛性、燃費の向上を実現しています。安心安全で環境に優しい優雅な旅を提供します。
■日野デュトロ Z EV (2026年夏頃新モデル発売予定)

使い勝手とカーボンニュートラルを高次元で両立する小型BEVトラック。超低床・ウォークスルーによるドライバーの負荷軽減や、普通免許で運転可能なサイズで、現場の声を反映し、バッテリー容量が増えて走行距離も延びています。
三菱ふそうは、「FUTURE TOGETHER:新しい時代を駆け抜けろ、ふそうと共に」をブーステーマに掲げ、輸送の未来像を提示します。物流課題を解決するための先進技術を活用したソリューション、物流の効率化を実現する輸送の未来を実車およびパネル展示を通じて示します。
■水素駆動大型トラック(ワールドプレミア)

水素で駆動する大型トラック2種類のコンセプトモデルを世界初公開。カーボンニュートラルな輸送の実現に向けた、三菱ふそうの次世代ソリューションをご紹介します。
・H2IC
水素を燃焼させるエンジン(内燃機関)で駆動し、ディーゼルトラックと共通のコンポーネントや技術を活用することでスムーズな移行を実現します。 圧縮水素ガスを燃料として使用し、建設用車両など高出力が必要な用途に最適です。

・H2FC
液体水素搭載燃料電池大型トラックで、燃料電池システムで水素を電力に変換し、電気モーターで走行します。水素を液体状態で搭載、1200キロメートルの航続距離を実現し、15分以内での充填が可能です。

■COBODI(ワールドプレミア)
物流課題に向けたソリューションとして、新たなコンセプト 「COBODI(Connected Load Body):コボディ」を初公開。2017年に日本初の量産型電気小型トラックとして発売した 「eCanter」に「コボディ」を搭載した特別仕様モデルを展示します。

いすゞ自動車とUDトラックスは、グループで描く未来の「運ぶ」を、さまざまな展示を通して体験していただくことで、いすゞグループの考える未来社会を伝えていきます。
■Quester(2026年モデル)(ワールドプレミア)

欧州連合(EU)が定める排出ガス規制「ユーロ6」に準拠した新興国専用の大型トラック。車両の稼働率や燃費効率のさらなる向上、環境負荷の低減に寄与します。人と環境に寄り添い、長距離輸送の効率を高め、快適な運転環境を実現します。
■Quon GW 6×4

12段電子制御式オートマチックトランスミッションと運転支援機能による高い運転性能でドライバーの負担を軽減します。UDトラックス90周年記念パッケージ車を展示します。
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