第4回「二輪車委員会メディアミーティング」を実施

自工会二輪車委員会は報道関係者を対象にメディアミーティングを開催しました。昨年10月以来となるこのイベントは、今回もリアルとオンラインのハイブリッド形式で実施。自工会二輪車メディアMOTOINFOでとくに反響の大きかった「バイクに乗ると脳が活性化!」の記事で紹介された東北大学加齢医学研究所所長の川島隆太氏を特別ゲストにお迎えし、二輪専門メディアをはじめ一般紙誌やWEB、ライフスタイルメディア等と二輪車を取り巻くさまざまな課題について活発な意見交換が行われました。

二輪車委員会委員長 日髙祥博(ヤマハ発動機株式会社社長)

こういうカンファレンスをやり始めて四回目になりますが、今回はちょっと趣向を変えています。本題に入る前に少しお話させていただきたいと思います。

MOTOINFOの新春インタビューでお話させていただきましたが、バイクが活用されている昨今、最近の若年層はいわゆる“コスパ”に加えて、“タイパ”を重視するメリハリ消費も増えています。興味のあるものにはお金や時間は惜しまないけれども、そうでないものには使わないと言うようにメリハリを付けています。

ここ数年はコロナ禍においてのアウトドアレジャーにバイクがうまくマッチしたと思われますが、私は今年こそが二輪車業界にとって勝負の年になると考えています。エンデミックになり様々な行動制限がなくなりつつあります。旅行や外食などこれまでの遊び方も復活してきました。こうした環境で、せっかく活性化し始めた二輪車業界を維持できるかどうか、今の良いトレンドを継続することができるかどうか、昨今入ってきていただいた若者を繋ぎ止めることができるかどうか、今年はそういったことが試される年になると考えています。

皆さまとともに活性化している業界を盛り上げていきたいと考えておりますのでどうぞ色々ご意見、お知恵を拝借させていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

それでは本日の議題でございます。

テーマについては企画部会の川瀬より説明させていただきますが、私ども二輪車委員会は情報発信改革といたしまして、一昨年7月にMOTOINFOを開設いたしました。そのMOTOINFOの活動について簡単に紹介させていただきます。

MOTOINFOの記事として2022年度上半期の記事ランキングを発表いたしましたが、ベスト10の中に3つ、本日のゲスト川島教授による「バイクに乗ると“脳が”活性化する!」についての記事がランキングされており、読者の多くが関心を持たれているということです。

この現象を見ますと二輪車業界活性化につながるヒントがあるのでないかと考えているところです。

本日は川島教授よりお話をいただき、バイクが私たちにもたらす効果について存分に語っていただきたいと存じます。

東北大学加齢医学研究所所長 川島隆太氏

プレゼンテーション資料

第4回メディアミーティング資料

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