- 2025/11/04
 - JAMAGAZINE, イベント, ジャパンモビリティショー
 
	Japan Mobility Show 主催者プログラムの見どころ一挙紹介!
「Japan Mobility Show (ジャパンモビリティショー)2025」が10月30日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕しました。主催は自工会で、会期は11月9日までです。
自動車産業の枠を超えてIT・通信・エレクトロニクスなど他産業と共に、「ワクワクする未来を、探しに行こう!」をコンセプトに掲げ、過去最多となる計517の企業・団体が参加。FUTURE 、CULTURE、CREATIONの3本柱を中心に、多彩な主催者プログラムの見どころを紹介します。皆さま、ぜひ会場に足をお運びください。

最初のプログラムは、〝未来を考えるツアー”「Tokyo Future Tour 2035」。近すぎず遠すぎない10年後の近未来のシーンを未来に向けた新たなアイデアとの出会いを通じて体験できます。自工会モビリティショー委員会委員長の貝原典也(本田技研工業代表執行役副社長)は「遠いようで近い10年後の未来をリアルに感じる場所」と説明しています。

巨大デジタルスクリーンに挟まれた入口を抜けると、未来で生活を共にする⼈型・四⾜歩⾏ロボット、AGI汎用人工知能に出迎えられ、個性豊かにツアーのスタートを演出します。その前方には、近未来の乗り物として活躍が期待される空飛ぶモビリティ「SKYDRIVE」がすぐ目に飛び込んできます。
人と道、モビリティと道の関係はどう変わっていくのかを大規模なシミュレーション空間で表現。未来の街並みで多くのモビリティと出会えます。

さらに足を進めると、アウトドアやオフグリッドな空間で活躍する未来型モビリティを間近で体験でき、これまで以上に自然と豊かに寄り添い合う自分の姿を想像することができます。
こうした体験を通じ、10年後の未来は一人ひとりのアイデアや選択によって創られると実感できるのではないでしょうか。

次は「Mobility Culture Program」です。過去から現在に至るまでのモビリティが文化に焦点を当て、今回初めて実施する〝新たなシンボルプログラム〟といえます。自動車メーカー各社が協力し、1970年代以前~2000年代までの各時代の中で愛され、憧れられたカルチャーの展示や、今まさにクルマ・バイクを楽しんでいる人たちの集まるファンミーティングやデモランなど屋内外のイベントで展開することにより、モビショーのさらなる魅力を提示します。

目玉は、戦後から現代まで当時の世相や文化をクルマと共に体感できる「タイムスリップ・ガレージ」。1970年代までのエリアでは、戦後から高度経済成長期の変化と情景をお届け。1980~90年代エリアでは、シティポップ、ラグジュアリーなどバブル期を振り返り、世界の中で「高級車」としての日本車の地位を確立した「セルシオ」などが並びます。

2000年代エリアでは、多様なライフスタイルが広がった時代に登場した個性豊かなクルマやバイクを展示。エリア全体を通して、改めて「モビリティの本質的な魅力に心惹かれる体験」(貝原委員長)となりそうです。

最後は、モビリティ産業の拡張に向け、スタートアップ企業も参画したプログラム「Startup Future Factory」で、未来への挑戦が生まれる場所です。各ブースは「移動がもっとスイスイ・ワクワク」「地球のことを考えてつくり方から新しく」「暮らす・働くを支える仕組みをアップデート」「そんなことまで!?拡がるモビリティ」の4カテゴリーで展開。多数の企業・団体等が会期中に集結し、さまざまな〝プロダクトやサービス、技術、情熱の結集〟となり得るでしょう。

関連リンク
Japan Mobility Show 出展メーカー見どころ 〈Part1〉
Japan Mobility Show 出展メーカー見どころ 〈Part2〉
Japan Mobility Show 出展メーカー見どころ 〈Part3〉
Japan Mobility Show 公式サイト

