「ジャパンモビリティショー」に生まれ変わる東京モーターショー

2022/11/18
ジャパンモビリティショー, モーターショー, 自工会

「ジャパンモビリティショー」に生まれ変わる東京モーターショー

11月17日の自工会記者会見にて次回2023年の東京モーターショーの新名称「JAPAN MOBILITY SHOW（ジャパンモビリティショー）」が発表となりました。これを受け11月18日に自工会モーターショー委員会委員長の長田准（トヨタ自動車執行役員）と事務局長の髙橋信行（自工会理事）が登壇し、報道関係者に向け開催概要の説明会がオンラインで実施されました。

■リリース

https://www.jama.or.jp/release/news_release/2022/1631/

■説明会アーカイブ（中継録画）

■モーターショー委員会委員長　長田　准（トヨタ自動車執行役員）

次回の開催概要をご説明する前に、簡単にこれまでのモーターショーを振り返りたいと思います。
こちらの表にある通り、1991年には200万人を超える来場をいただいておりましたが、残念なことに2017年まで右肩下がりに来場者が減り続けました。そのような状況を打破すべく、2019年は「来場者数100万人」を目標とし、自動車産業のみならず他業界の皆さまにも参加いただき、オールインダストリーで開催する新生モーターショーとしての第一歩を踏み出しました。

2019年東京モーターショーのダイジェストムービーがございますのでご覧ください。

映像の中にありましたように、自動車業界だけでなく日本のさまざまな企業の最新技術が一堂に集結し、少し先の未来を体験いただく「FUTURE EXPO」をはじめ、一人でも多くのお客さまに楽しんでいただけるよう、さまざまなプログラムを実施いたしました。

特に、初コラボした「Out of キッザニア in 東京モーターショー」ではこれまでのモーターショーでは見ることのなかった多くのお子さまの笑顔を見ることができました。そうした結果、たくさんの若者や女性、そしてお子さまを含むファミリーの皆さまに多くお越しいただき、来場者数は130万人を上回りました。

そして、2023年、東京モーターショーは「ジャパンモビリティショー」へと生まれ変わります。なぜ生まれ変わる必要があるのか？この変革に込めている想いをお話しいたします。

先日、岸田総理とのモビリティに関する懇談会の場がありました。そこで、モビリティ産業は新しい資本主義の中軸の分野であり、さまざまな産業と広がりをもってつながることで、経済成長につなげ、持続可能な社会をつくっていくことを相互に確認いたしました。このように持続可能な社会を、わたしたちモビリティ産業がペースメーカーとなり、他産業と一緒になってつくっていきたいと考えています。

この、他産業含めたオールジャパンでつくる明るく、楽しく、ワクワクする日本の未来を一人でも多くのお客さまにも体感いただきたい。モビリティで日本を元気にしたい。この想いから、2019年に新生モーターショーとして踏み出した歩みをさらに進め、「モーターショー」から「ジャパンモビリティショー」へと変革します。

さらに、一緒に未来をつくる仲間は他産業だけではありません。ジャパンモビリティショーにはスタートアップにも参画いただき、若い世代の力も結集することでさらなる活性化を目指したいと思います。

ここからは実施予定のコンテンツについて簡単にお話をさせていただきます。

新しい仲間も含めたオールジャパンでつくる「未来の日本」の集大成、ジャパンモビリティショーのメインコンテンツが「FUTURE MALL」です。モビリティ産業だけでなく、スタートアップも含めた日本の産業界すべての力を集結し、未来の生活を体験いただけるモールをつくります。2019年に実施したFUTURE EXPOからさらに仲間を増やし、ワクワクする日本の未来を感じていただけるコンテンツにしたいと思っております。

その他にも多くのお客さまにも楽しんでいただけるよう、さまざまなコンテンツをご用意いたします。東京オートサロン、日本スーパーカー協会と連携したプログラムや次世代モビリティの展示・体験はもちろん、ファミリーのお客さまにも楽しんでいただける「キッズコンテンツ」、そして前回を上回る多くのお客さまに楽しんでいただけるよう「エンターテインメントコンテンツ」のさらなる充実を図ります。