第5回「二輪車委員会メディアミーティング」を実施
自工会二輪車委員会は報道関係者を対象にメディアミーティングを開催しました。今年1月以来となるこのイベントは、今回もリアルとオンラインのハイブリッド形式での実施でしたが、会場レイアウトは意見交換に適した座席配置となりました。プレゼンターに二輪車企画部会・安全教育分科会の飯田剛分科会長(本田技研工業株式会社地域事業企画部主任)を迎え、バイクの安全啓発の取り組みについて活発な議論が交わされました。
二輪車委員会委員長 日髙祥博(ヤマハ発動機株式会社社長)
1月に開催いたしましたメディアミーティングでは、東北大学の川島教授をゲストにお招きし、「バイクに乗ると脳が活性化する」について講演をいただき、結びに交通事故ゼロ社会を目指しての実証実験についてお話をいただきました。
本日は、二輪車産業政策ロードマップ2030の課題の一つとなります「事故ゼロの推進」に向けた「自工会が推進する『二輪車安全啓発活動』 の取組み」をテーマに取り上げ、自工会の安全啓発活動をご紹介すると共に、皆さまとディスカッションを行わせていただきたいと考えています。
皆さまご存じだと思われますが、先日警察庁から2022年交通事故死者数の発表がございました。後ほど詳しくご説明いたしますが、統計資料によりますと、2022年の交通事故死者数は2,610人となり前年から26人減少をしております。また原付・自動二輪を見ると、合わせて死者数は435人で前年から28人の減少となっています。しかしながら、細かく見ると原付は39人減少しているものの、自動二輪車は11人の増加となっています。
第3回のメディアミーティングでは、バイクが好調である旨をご説明いたしましたが、バイク人口が増加するに比例して交通事故死者数が増えてしまう事は、我々の望む事ではありません。
そこで本日は、2030年までに二輪車の事故死者数を、2020年比半減を目指す、自工会二輪車委員会の「交通安全啓発活動」についてご説明させていただきます。そののちに、こちらに記載しています「二輪車の重大事故撲滅に向け安全啓発活動で必要なこと」について皆さまとディスカッションをさせていただきたいと考えていますので、是非活発なご発言をお願いいたします。
二輪車企画部会・安全教育分科会 飯田剛分科会長(本田技研工業株式会社地域事業企画部主任)
プレゼンテーション資料
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