- 2023/05/24
- ジャパンモビリティショー, モーターショー, 記者会見
「ジャパンモビリティショー」企画概要説明会を実施
5月24日、自工会は報道関係者向けに「ジャパンモビリティショー」企画概要説明会を実施。これまでの東京モーターショーから変革する想いを込めたロゴや、開催テーマ、シンボルコンテンツ(主催者展示)等の内容を発表しました。
■説明会アーカイブ(中継録画)
■モーターショー委員会委員長 長田 准(トヨタ自動車 執行役員)
昨年11月の開催発表では「東京モーターショー」は「ジャパンモビリティショー」へと変革し、オールジャパンでつくる「未来の日本」をお客さまに体感いただく場として名実ともに新たなショーを目指すこと、そして自動車産業だけではなく他産業、さらにはスタートアップの皆さまにも参画いただき、新しい仲間とともに日本の未来を一緒につくっていくという想いをお伝えさせていただきました。
本日はまず、そういった想いを込めたジャパンモビリティショーのロゴを発表させていただきます。
このロゴは、
- 「ALL JAPAN」で一つになり、協力し、日本を動かし、世界へ発信していく
- それぞれの個性が歯車のように噛み合い、未来へと進んでいく
そんな想いを表現したデザインとなっています。
また、イベントのコンセプトですが、単に各企業が目指したい未来を一方的にお見せするのではなく、お客さまと一緒に本当に目指したい未来を考える場となるよう実施をしてまいります。
次に「東京モーターショー」から「ジャパンモビリティショー」へ生まれ変わった象徴となる3つのシンボルコンテンツをご紹介させていただきます。
一つ目はモビリティが軸となり変わっていく未来の東京をツアーできる体感型コンテンツ「TOKYO FUTURE TOUR」です。
TOKYO FUTURE TOURは「モビリティが変える未来の東京」を具体的な未来の製品・サービスと共に体感いただきます。
子どもから大人まで、幅広い世代の方に楽しんでいただくことを目指した体感型コンテンツで、東京ビッグサイト西展示棟1階で開催いたします。
まず入口のシアターで「モビリティが変革する未来の東京」を光と映像の演出で体感いただきます。そこから「モビリティが変える未来」を 4 つのシーンに分けて表現します。
- まず、モビリティの価値の基本である移動や生活と言った側面にフォーカスした「LIFE」
- そして、災害大国日本で活躍するモビリティを描いた「EMERGENCY」
- さらに、モビリティが変えるFUN 、即ち楽しみの側面である「PLAY」
- 最後に、モビリティが変える食体験という観点で「FOOD」
以上4つのテーマごとにシーンを構成し、単なる展示ではなく多彩なショー演出を交えてお届けします。
シーンごとにもう少し詳しくご説明します。まずはこちらをご覧ください。
現状はイメージビデオになりますが、当日は1000人規模で体験できるシアター空間になる予定です。また、空間全体で光や音と連動した体感映像を通して、未来の東京の街並みや生活シーンを一連の流れでお見せします。
このシアターでは、モビリティの可能性と、日本の未来、そしてここから始まる「TOKYO FUTURE TOUR」に夢と希望を膨らませていただきます。
シアターを抜けた先にある「LIFE & モビリティ」では、未来の生活シーンをお届けします。未来のモビリティと人間がどう共存しているか、陸だけでなく、空ではどんなモビリティが活躍するかなどもリアルに体感いただけます。
「EMERGENCY & モビリティ」では、破壊された未来の街と、そこで活躍するモビリティたちが待ち受けています。未来のモビリティは私たちにどのような安心安全をもたらしてくれるのかを、救助と防衛の2つの軸で体験いただきます。
「PLAY & モビリティ」では、スケボーのようにモビリティでストリートを楽しむ人たち、ロボットと一緒にスポーツを楽しむ人たちなど、移動手段だけではないモビリティの楽しみ方を体感いただけます。
「FOOD & モビリティ」では、未来のフェス会場に見立て、キッチンカーはもちろん、デリバリーロボット、さらにはモバイルオーダーによる行列解消など、快適な未来のフードコートを表現します。
いずれのシーンも、自動車産業だけでなく、経団連モビリティ委員会の企業を中心に新しい仲間づくりを進めており、現在経団連モビリティ委員会から過去最大の56社もの企業が参画してくださることがすでに決定しています。まだまだ新しい仲間を募集しておりますので、是非ご参画をよろしくお願いいたします。
オールジャパンで作る「モビリティによって変わる未来の東京」にぜひご期待ください。
シンボルコンテンツの二つ目は、スタートアップとともに日本の未来をつくる「STARTUP FUTURE FACTORY」です。
私たちは、ジャパンモビリティショーをスタートアップと大企業が出会い「モビリティ産業の未来を担うスタートアップを育成する場」にもしていきたいと考えています。
そこで、スタートアップの事業段階ごとのニーズにお応えする施策をご用意いたします。
施策の1つ目は、事業開始初期のスタートアップを対象とした「ピッチコンテスト&アワード」です。この事業段階のニーズである資金調達だけでなく、投資家へのアピールや、自社をPRする面においてもスタートアップを支援します。
施策の2つ目は、事業が軌道に乗り出し、成長に差し掛っているスタートアップや、上場を検討しているスタートアップを対象にした「ビジネスラウンドテーブル」です。この事業段階のニーズである、大手企業とのパートナーシップ締結や事業マッチングに繋がる取り組みを行い、スタートアップをご支援します。スタートアップと一言でいっても、さまざまな事業段階、ニーズがありますので、アワードやラウンドテーブル以外にも事業段階ごとのさまざまなニーズにお応えできるよう、幅広い企画をご用意しております。そして、これらの取り組みを今回のジャパンモビリティショーだけで終わることなく、継続的に実施できる仕組みを考えていきたいと思います。
スタートアップ企業からの参加応募開始は、6月下旬を予定しております。応募方法などの詳細はジャパンモビリティショー公式サイトに今後掲載予定です。
そしてシンボルコンテンツの三つ目は、日本の未来をつくるトークショー「JAPAN FUTURE SESSION」です。
ジャパンモビリティショーを“モビリティのダボス会議”のような場に育てていきたいという想いから、カーボンニュートラルやモータースポーツなど、モビリティにまつわる「世の中に伝えたいメッセージ」をテーマに、連日トークショーを開催する予定です。グローバルにも通じるトークテーマで開催することで、ジャパンモビリティショーを世界から注目されるグローバルイベントへ進化させていきたいと考えています。
ただし左脳的な難しいテーマだけでなく、右脳的な柔らかいテーマでも実施し、子どもから大人まで楽しめるトークショーを展開していきたいと思います。
いまご紹介いたしました、
- 「TOKYO FUTURE TOUR」
- 「STARTUP FUTURE FACTORY」
- 「JAPAN FUTURE SESSION」
この3つを、東京モーターショーからジャパンモビリティショーへの変革のシンボルコンテンツとして実施いたします。
もちろん、これまでの東京モーターショーファン、クルマファンの皆さまにも楽しんでいただけるコンテンツもご用意します。
「モビリティ関心層向け」には、次世代モビリティ・ZEV ・二輪等の試乗体験や、デモランなどを実施。
「ファミリー層、新規層向け」には、前回ご好評いただいた「Out of KidZania (アウト オブ キッザニア)」や「e-Motorsports大会」などを実施いたします。
その他にも「軽トラ市」や「働くクルマ」の展示に加え、今回もオートサロンと連携した「カスタマイズカー」展示や、日本スーパーカー協会と連携した「スーパーカー」の展示も進めています。
さらに「ドリーム夜さ来い祭り」など近隣のイベントとの連携も実施し、これまでモーターショーにお越しいただけなかった新たなお客さまにも来場いただけるようなさまざまな企画を実施することで「100万人」の来場を目指します。
これまでご説明の通り、ジャパンモビリティショーは「新しい仲間」とともに「100万人」を超える多くのお客さまに、未来の日本って楽しい!と感じていただける世界最大級のモビリティとエンターテインメントの祭典を目指し、引き続き企画を進めてまいります。
今後も定期的に情報を発信してまいりますので、メディアの皆さまにも是非継続的に発信いただき、世の中へのPR、期待感醸成にお力添えいただければと思いますし、出展者としてコンテンツのご提供もお待ちしております。
オールジャパンでつくりあげる「ジャパンモビリティショー2023」に是非ご期待ください。
■プレゼンテーション資料
230524_jms_media_slides■関連リンク
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