世界初!バイクレースにカーボンニュートラル燃料を採用

東京ビッグサイトで開催された「第50回東京モーターサイクルショー」において、国内の二輪車レース最高カテゴリである全日本ロードレース選手権シリーズのJSB1000クラスで100%非化石由来のカーボンニュートラル燃料(独ハルターマン・カーレス製「ETS Renewablaze Nihon R100」)が導入されることが3月24日発表されました。

二輪車レースを統括する一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)はじめ二輪車メーカーやタイヤメーカー、国内主要サーキット代表者などが登壇した記者会見でMFJの鈴木哲夫会長は次のように語りました。

 

この度、新たにカーボンニュートラル燃料を(JSB1000に)導入するにあたり
(二輪)完成車メーカー、タイヤメーカー、また開催施設の皆さまの支援とご協力を賜り
世界で初めて今年から採用することが実現しました。

事前テストでは従来のハイオクガソリンと同様なパフォーマンスを発揮しておりますので
ぜひ皆さまも現場に足を運んでいただいてご観戦いただければと思います。

またトライアルとモトクロスに関しても今年から
電動車両が参戦できるようレギュレーションを改訂しました。

ヤマハからは(全日本トライアル選手権)第1戦から
黒山(健一)選手が乗ってEVが走ると聞いております。

ぜひそちらも現場でご観戦いただければと思います。

記者会見登壇者は以下の通りです。

(下段右側より:敬称略)
本田技研工業株式会社 二輪事業統括部 営業部部長 藤阪 之敏
ヤマハ発動機株式会社 MS統括部 MS戦略部 レース支援Gr主査 倉田 幸彦
株式会社スズキ二輪 代表取締役社長 濱本 英信
カワサキモータース株式会社 営業本部マーケティング部部長 信夫 学
BMW Motorrad ジェネラル・マネジャー 佐伯 要
PIAGGIO GROUP JAPAN Corp.  アフターセールスディレクター 醍醐 忠紀
ハルターマン・カーレス・ジャパン合同会社 代表取締役社長 川本 裕喜
(上段右側より:敬称略)
株式会社ブリヂストン モータースポーツ部門部門長 堀尾 直孝
株式会社ダンロップモーターサイクルコーポレーション 代表取締役社長 鈴木 敬三
ホンダモビリティランド株式会社     代表取締役社長 田中 薫
株式会社 菅生  代表取締役社長 遠藤 渉
株式会社 岡山国際サーキット  取締役執行役員モータースポーツ部長  土井 誠
株式会社 オートポリス 代表取締役社長 三好 理文
一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会 会長 鈴木 哲夫

 

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