自動車メーカー出展、野外で最新モデル体感! 「ル・ボラン カーズミート 2026」

横浜を代表する観光スポット・赤レンガ倉庫(横浜市中区)で5月30~31日、今年も自動車の祭典「ル・ボラン カーズミート 2026 横浜(LE VOLANT CARS MEET 2026 YOKOHAMA)」が開催されました。街中でクルマを見て、触れて、体感できる〝野外モーターフェス〟として、今年も多くのクルマファンや家族連れでにぎわいました。

輸入車を軸とした自動車雑誌「LE VOLANT(ル・ボラン)」が主催する恒例のイベントですが、国内自動車メーカーも多く出展し、最新モデルなどが一堂に会します。今年で16回目を迎え、好天にも恵まれる中、約80台がレンガ造りの歴史的建造物前に集結、2日間で10万人以上が来場しました。

会場

■スポーツカー、クラシックカーも

 メイン会場の赤レンガ倉庫イベント広場には、スズキが一部改良した「ハスラー」と「ハスラー タフワイルド」を展示するなど、開催日直前に発表されたばかりの新型モデルがずらりと並びました。クルマ好きにとっては初めて実車を目にする貴重な機会となったことでしょう。

ハスラー(左)とハスラー タフワイルド

SUBARUは、2025-2026日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した「フォレスター」をはじめ、電気自動車(EV/BEV)「トレイルシーカー」「ソルテラ」、さらには懐かしの名車「レオーネ エステート」も出展。来場者が興味深く見入っている光景が印象的でした。

フォレスター

トレイルシーカー

レオーネ エステート

大人も子どもでも楽しめたのがトヨタ自動車のGAZOO Racingのブースです。ニュルブルクリンク24時間耐久レースへの挑戦を通して開発した「GRヤリス MORIZO RR」を披露。子どもが乗り込んで記念写真が撮影できる「GR KART」も人気を集めていました。

GRヤリス MORIZO RR

GR KART

このほか、16年ぶりに全面改良される日産自動車の「エルグランド」、マツダの「CX-5」、ホンダの新型EV「スーパーワン」、三菱自動車の「デリカ ミニ」「デリカD:5」など最新モデルが勢ぞろい。

多くの来場者が「このクルマすごいですね、かっこいいですね」などと笑顔で言葉を交わす姿が目立ち、各車両いずれも脚光を浴びていました。

エルグランド

CX-5

スーパーワン

デリカミニ(右)とデリカD:5

■体験試乗コンテンツも充実

このイベントの特徴のひとつが、さまざまな試乗体験ができることです。別会場に設置された最新モデル試乗コーナーでは、SUVからEV/BEVまで多彩な車種の試乗が可能で、予約時間の前には長蛇の列ができるほど来場者から人気でした。

試乗体験コーナー

スバルブースでは、〝ぶつからないクルマ〟でおなじみの先進運転支援システム「アイサイト」搭載車に同乗したり、スバルのEVの加速を体験したりできるコーナーもあり、「実際に体験した人はその性能に驚いている様子でした」(会場関係者)。

アイサイト体験コーナー

迫力満点のアトラクションとして注目を集めたのが、三菱自動車の登坂デモンストレーションです。プロドライバーが運転する三菱自動車4WDモデルに同乗し、急斜面を登り、凹凸路面を走るプログラムで、参加者たちからは「車両の走破性の高さに思わず興奮した」などとの声が聞かれました。

登坂体験

■トークショーやエリア解説も

会場内のステージでは、著名なモータージャーナリストによるトークショー、新型車の開発者などを招いた車両解説など、専門的なプログラムも展開。立ち見が出るほど大勢の参加者が熱心にトークに聞き入っていました。

イベント広場の展示ブースは各社担当者の説明を受けながらモータージャーナリストと話し合えるコーナーもあり、多くの来場者で活気づき盛況でした。

ステージトークショー

モータージャーナリスト解説コーナー

最近では、クルマ関連をはじめ、こうした〝リアルイベント〟の来場者が急増しています。オンラインで膨大な情報を入手できる時代だからこそ、実際にクルマのドアを閉めた時の音や、シートの座り心地などを「体感」したいクルマファンが数多くいるからです。

明治末期から大正初期に国の模範倉庫として建設された赤レンガ倉庫をバックに、最新のモビリティが並ぶ情景は、自動車産業が長く紡いできた歴史と、これから向かう未来が交差しているかのようでした。

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