自動車メーカー14社が入社式を開催 各社トップ、次世代担う若者にエール!

自動車メーカー14社は4月1日、全国各地で入社式を一斉に開催しました。電動化・知能化など事業環境の変化やグローバル競争が激化する中、各社トップが次世代のモビリティ産業を担う新入社員に期待を込めてエールを送りました。

■いすゞ自動車

いすゞ自動車には新入社員282人が入社しました。いすゞプラザ(神奈川県藤沢市)での入社式で、4月1日付で就任した山口真宏社長は「『前例があるからやる』ではなく、『社会にとって、お客さまにとって本当に意味があるか』を問い続けること。これは私たちが目指しているものの本質でもあります。技術や仕事の変革であると同時に、私たち一人ひとりの考え方と行動の変革なのです」と語りました。

挨拶するいすゞの山口社長

■カワサキモータース

カワサキモータースは、本社(兵庫県明石市)で入社式を実施し、99人の新入社員が参加しました。4月1日付で川崎重工業の常務執行役員からカワサキモータース社長に就任した金子剛史氏は「皆さん一人ひとりが挑戦を楽しみ、自ら学び続ける姿勢でカワサキの未来を切り開いていただきたい」などと話しました。

カワサキの入社式の様子

 ■スズキ

スズキは、グランドホテル浜松(浜松市中央区)で販売代理店や関係会社を含めたグループ入社式を開き、計1510人の新入社員(うちスズキは835人)が出席しました。鈴木俊宏社長は「スズキの基本は『社是』と『3つの行動理念』からなるオペレーティングシステムです。これらを心にとどめ、現場での経験を重ねながら挑戦と行動を続け、『個の成長』を追求してほしいと思います。関係部門が真剣かつ頻繁な対話を重ね、チームスズキで『バイ・ユア・サイド』を目指し取り組んでいきましょう」と呼び掛けました。

新入社員と記念撮影するスズキの鈴木社長(中央)

 ■SUBARU

SUBARUは、太田市民会館(群馬県太田市)で開いた入社式には492人が出席、大崎篤社長は「スバルの原点には『安心と愉しさ』という変わらない価値があります。その価値をどう届けるかは時代に合わせ進化させなければなりません。時代のスピードに合わせてより速く、柔軟な発想で高品質を保ちながらスバルらしい商品を生み出し提供し続けることが欠かせません。過去のやり方に捉われず『より良いやり方はないか』を考え、試してみる姿勢が大切です」と強調しました。

あいさつするスバルの大崎社長

 ■ダイハツ工業

ダイハツ工業は本社(大阪府池田市)で入社式を実施。井上雅宏社長は331人の新入社員に向け「『小さいからからこそできること。小さいことからひとつずつ』を積み重ねていくことがダイハツの強みで、大切にしていく姿勢です。皆さんにはその担い手として、次の価値を創り出していくことを期待しています。来年には創立120周年を迎えます。新たな仲間とともに、全員で未来のダイハツをつくっていきましょう」と訴えました。

あいさつするダイハツの井上社長

■トヨタ自動車

トヨタ自動車は、本社(愛知県豊田市)で入社式を開き、2317人の新入社員が参加しました。4月1日付で社長に就任した近健太社長は「もっといいクルマをつくり、クルマの未来を変えていきます。そして、次の100年につなげていきます。そのためには、私たち一人ひとりが自分自身を成長させることが必要です。これから一緒に頑張っていきましょう」と激励しました。

新入社員にエールを送るトヨタの近社長

 ■日産自動車

日産自動車はグローバル本社(横浜市西区)で入社式を開催、イヴァン・エスピノーサ社長が260人の新入社員に向け「現在、経営再建計画『Re:Nissan』の中間地点で事業の安定化と持続的成長に向けた基盤づくりを着実に進めています。次の成長に向け、力を再構築する重要な局面です。皆さん一人ひとりが主体的に変革に関わることを期待しています」と話しました。

日産の新入社員とエスピノーサ社長(左)

 ■日野自動車

日野自動車は本社(東京都日野市)で入社式を実施、127人の新入社員に対し、4月1日付で就任したサティヤカーム・アーリャ社長は「日野の未来を一緒につくっていただきたい。改めまして、入社おめでとうございます」とメッセージを送りました。

日野と三菱ふそうトラック・バスは4月1日付で経営統合し、持ち株会社「アーチオン」が発足しました。アーチオン傘下に事業会社として日野と三菱ふそうが置かれる形となります。

日野の入社式の様子

 ■本田技研工業

本田技研工業はマロニエプラザ(宇都宮市)で入社式を行い、999人の新入社員が出席しました。三部敏宏社長は「3月に四輪電動化戦略を見直しました。商品力とコスト競争力、開発スピードなどの抜本的な強化、事業構造進化を図ります。この現実と正面から向き合い、四輪事業を中長期で成長できる構造に転換することが、いま私たちが取り組むべきことです」と語りました。

新入社員代表に辞令を手渡すホンダの三部社長(右)

 ■マツダ

マツダは454人の新入社員を迎え入れ、毛籠勝弘社長は本社(広島県府中町)での入社式で「大きな会社ではないからこそ、価値で選ばれる会社でありたいと考えています。企業活動を進めるにはさまざまな制約があるが、その制約をチャンスに変える力、発想などでマツダならではの価値に変える力が非常に重要となります。ともに頑張りましょう」と呼び掛けました。

あいさつするマツダの毛籠社長

 ■三菱自動車

三菱自動車は岡崎製作所(愛知県岡崎市)で入社式を開きました。岸浦恵介社長は新入社員265人に対し、「私の経験上、何事もまずは『3日』、次に『3週間』さらに『3カ月』を乗り切っていきます。3カ月乗り切ることができれば、あとは何とかなります。そして社会人として、三菱自の社員としての基盤を3年かけて築いていただきたい」と言葉を贈りました。

あいさつする三菱自の岸浦社長(中央)

 ■三菱ふそうトラック・バス

三菱ふそうトラック・バスはウェスティンホテル横浜(横浜市西区)で行われた入社式で、289名の新入社員が加わりました。4月1日付で就任したフランツィスカ・クスマノ社長は「今日は皆さんにとっての新たな一歩であり、当社も(日野と三菱ふそうを傘下に置く持ち株会社)『アーチオン』が始動する特別な日。私自身もCEOとしての初日を迎え、同じ〝はじまり〟を共有できうれしいです」と歓迎しました。

三菱ふそうの新入社員ら

 ■ヤマハ発動機

ヤマハ発動機は、コミュニケーションプラザ(静岡県磐田市)で入社式を開き、新入社員266人が出席。設楽元文社長は「仕事も遊びも本気で向き合うことが新たな発想や成長につながります。当社がこれからも『感動創造企業』として社会に必要とされ続けるためには皆さんの力が欠かせません」と激励しました。

新入社員代表から決意の言葉を受けるヤマハの設楽社長(右)

 ■UDトラックス

UDトラックスは本社(埼玉県上尾市)で入社式を開催し、140名の新入社員を迎え入れました。また入社式終了後には、いすゞ自動車の主な国内グループ各社とオンラインで合同入社セレモニーを実施し、グループ一体で新たな仲間の門出を祝いました。

伊藤公一社長は「それぞれの挑戦が、これからのいすゞグループをつくっていきます。新入社員の皆さんのこれからの活躍に期待しています」と語りました。

UDの入社式の様子

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