新生「ジャパンモビリティショー」開幕!

東京モーターショーが「ジャパンモビリティショー」に生まれ変わり、開幕を告げる公式行事もフルモデルチェンジして「オープニングスイッチオンセレモニー」が総裁である瑶子女王殿下をお迎えして開催されました。

登壇者は以下の通り。

自工会会長 豊田章男(トヨタ)
副会長 片山正則(いすゞ)、鈴木俊宏(スズキ)、佐藤恒治(トヨタ)、内田誠(日産)、三部敏宏(ホンダ)、日髙祥博(ヤマハ)、永塚誠一(自工会)

■「オープニングスイッチオンセレモニー」アーカイブ(中継録画)

■会長 豊田 章男(トヨタ自動車 代表取締役会長)

ジャパンモビリティショー2023の開幕にあたり、主催者を代表いたしまして一言ご挨拶を申し上げます。
本日は、総裁でいらっしゃいます瑶子女王殿下にご臨席を賜り、開会式を挙行できますことを光栄に存じます。

女王殿下には、東京モーターショーの時から総裁として温かく見守っていただいており、私どもの心の支えとなっております。そして、女王殿下のクルマへの愛、ご自身でハンドルを握り「走る楽しさ」を追求されるその情熱に、自動車工業会の会長として心より感謝申し上げます。

今回は「東京」から「ジャパン」に、「クルマ」から「モビリティ」に大きく進化して開催する初めてのショーになります。

「MOVE」という言葉には「移動」という意味だけでなく「感動」という意味もあります。
「移動すること」「生きること」そのものだと思います。

赤ちゃんが自然にハイハイし、立ち上がり、歩き始めるように、人は自分の意志で、自由に移動したいという根源的な欲求を持っています。年を重ね、足腰が衰えても、その想いは変わりません。
そして「移動」によって、いろいろな風景、人やモノと出会い、様々な刺激の中で心まで動かされていきます。
私は、その「感動」が人生を豊かにし、未来をつくる原動力になると思っております。
これからのモビリティは街とつながり、人とつながり、その心をもつなげてまいります。

そして心と心、「共感」によってつながった多くの仲間がこれまで以上の「感動」を生み出す。
これが自工会の提案するモビリティ社会です。

今回のショーには、日本の未来を担うスタートアップ企業 約100社がご参加いただき、過去最高となる約500社の企業の皆さまにご出展いただいております。この会場にはオールジャパンの技術を結集した「モビリティの未来」があります。
そこには「誰のための未来を創りたいのか」という明確な「意志」があります。
「みんなで未来をもっと良くしたい」という「共感」があります。規制や外部の圧力によってつくられた未来と今を生きる大人たちが未来を託す子供たちのために仲間を「信頼」し「共感」して創る未来はまったく違うものになる。私はそう信じております。

「乗りたい未来を、探しにいこう!」

この言葉に、私自身「未来はみんなでつくるもの。信頼と共感でつくるもの。」という想いを込めました。

最後になりますが、前回の東京モーターショーの時に私は「人が集まる9か条」という言葉に出会いました。

その中に、
「人は夢が見られる所に集まる」
「人は感動を求めて集まる」
という項目がありました。

ジャパンモビリティショーが多くの人々に「夢」と「感動」をお届けし、「人が集まる場所」となりますことを祈念いたしまして開会の挨拶とさせていただきます。

■フォトギャラリー

■プレスブリーフィングまとめ動画

オフィシャルデーに先立ち、10/25(水)のプレスデーでは各社が報道関係者向けにプレスブリーフィングを実施しました。その模様を99秒にまとめましたのでぜひご覧ください!

各社ブースの見どころは以下をご参照ください。

JAPAN MOBILITY SHOW 2023 出展メーカー見どころ Part1

JAPAN MOBILITY SHOW 2023 出展メーカー見どころ Part2

JAPAN MOBILITY SHOW 2023 出展メーカー見どころ Part3

■関連リンク

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